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一人暮らしで犬を飼うと大変なこと6つ:後悔しやすいポイントを解説

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一人暮らしで犬を飼いたいんだけど、本当に飼えるのかな?犬を迎えた後に後悔しないように、飼ううえでのデメリットを知っておきたい。

こんな疑問・悩みにお答えします!

一人暮らしで犬を飼うと後悔するのか……?

結論、しっかりとワンちゃんと過ごせる準備ができていれば、一人暮らしでも後悔せず、愛犬との日々を楽しく過ごせます。

しかし、実際のところ「本当に一人で飼っていけるのか?」と不安に思う方も多いはず。

筆者自身もそのうちの一人で、2024年5月に念願であったパグを一人暮らしのお家に迎えまして毎日愛犬と楽しく暮らせていますが、一人でのお世話で想像以上に悪戦苦闘する場面も多々ありました。

そこで本記事では、筆者の実体験をもとに、一人暮らしで犬を飼うと特に大変なポイント(デメリット)を6つ解説していきます。

一人暮らしで犬を飼って後悔したくないという方は、是非参考にしてみてください!


目次

実際に一人暮らしで犬を飼って感じた大変なこと6つ:後悔しやすいポイントはここ!

一人暮らしで子犬を飼う男性,子犬を抱っこ男性

一人暮らしで犬を飼うとどういった場面で苦労をするのでしょうか。

筆者自身が犬を迎えて大変だった、苦労したことは大きく下記のとおりです。

  1. 経済的な負担
  2. 旅行や外出が制限される
  3. 毎日散歩や運動をさせる時間の確保
  4. 子犬の時期のお世話の苦労
  5. 体調不良や病気の対応
  6. 愛犬のための部屋づくりの必要性

順番に解説していきますね!


1. 経済的な負担

犬を飼う生涯の費用は平均で388万円かかると言われており、初期費用だけでなく継続的な支出も多いということを覚悟しておく必要があります。

参考:犬を飼う費用は一生でいくらかかるのか?1409人に聞いたアンケート調査の結果を発表

筆者の場合、生後4か月のパグをお迎えしましたが、初期費用だけでも約44万円程度はかかりました。

  • 生体価格:38万
  • ケージやベッド、トイレ用品:合計約3万円
  • 病院代:約2万
  • 餌代:約5,000円
  • その他、トイレシートやおもちゃ:約5,000円

生体価格にプラスして最低でも5万程度は、ワンちゃんを迎え入れるために必要な費用を負担しなくてはなりません。

さらに、病気やけがをした場合には、ペット保険や治療費もかかります。

月々の出費だけでなく、突然の出費に備えておくことも重要なため、ある程度ワンちゃんにお金をかけても余裕のある状態でお迎えしてあげると安心です。

2. 旅行や外出が制限される

犬を飼うと自由に旅行や外出ができなくなるというのも、今までの生活が大きく変わり苦労する要因の一つです。

例えば、私の場合ですと、友人や会社の同僚からご飯を食べに行こうという誘いがあっても、「家に帰って犬の世話をしなきゃ」と断ることも多くなりました。

また、長期の旅行を計画する際も、ペットホテルやペットシッターを手配するか、ペットOKの宿泊施設を探すしかありません。

ただし、ワンちゃんにとって長時間の移動はストレスにもなりかねないため、ペットOKだからと言って気軽に一緒に連れていけ場合もあります。

自分のプライベートよりも、ワンちゃんのことを第一に考えて行動をしないといけない場面が多く出てきます。

自分の都合よりも愛犬の優先度を上げることを考えられない方は、かなりのストレスになるので、お迎えするのはおすすめしません

3. 毎日の散歩や運動させる時間の確保

犬を飼うなら散歩は必須です。特に運動量が多い犬種だと、朝と夕方の1日2回はしっかり散歩に連れて行かなければなりません。

一人暮らしだとお散歩は自分が連れて行くしかないため、朝は早起きして、仕事で疲れた後でもお散歩に連れ出してあげる時間の確保が必要です。

お散歩が難しい日はできるだけ運動不足にならないよう、室内でおもちゃを使って沢山遊んで遊ばせてあげる必要があります。

筆者自身も犬を迎え入れると生活リズムを大きく変える必要があり、ルーティンに慣れるまではかなり体力を削られました。

自分の生活スタイルに犬の世話を組み込めるかどうか、事前にしっかり検討しておきましょう。

4. 子犬の時期のお世話の苦労

ワンちゃんとの暮らしはとても楽しいのは間違いありませんが、子犬の時期は言う事を聞かず、必ずお世話に苦労すると覚悟しておきましょう。

実家で犬を飼って慣れていた筆者自身でさえも、迎え入れた最初の2.3か月は「自分には犬を飼うのは無理だったんじゃないか」と思ってしまうほど、子犬のお世話に大変苦労しました。

とにかく言う事を聞かないため、毎日しつけとの格闘です。

特に大変だったことを挙げてみます。

  • 1時間に1回はトイレの掃除(トイレ掃除で一日終わるんじゃないかと感じたことも)
  • 外出からの帰宅後は、うんちまみれのケージを掃除
  • 手足が流血するほどの噛み癖
  • 夜中と早朝に吠えられて慢性的な睡眠不足
  • 部屋中をトイレにされて、毎日掃除に必死
  • 家の家具や壁を傷つけられる

もちろん、あまり手のかからないワンちゃんもいますが、何一つストレスなくお世話がこなせる事は絶対ありません。

どれだけしつけが嫌になっても最後までお世話をやりきるという覚悟が必要です。

5. 体調不良や病気の対応

特に心配なのが犬が病気になったときの対応です一人暮らしの場合、犬が急に体調を崩すと、全て一人で対処しなければなりません

私の愛犬が急に吐いてしまった時は、一時パニックになりかけましたが、すぐにネットで対処法を調べて病院へ速やかに連れていき、事なきを得ました。

特に、初めて犬を飼う方にとって、愛犬の緊急事態にどう対処するかは大きな課題で、何をどうすればよいのか一人では大変心細く不安になります。

事前に信頼できる動物病院を見つけ、緊急時の対応策を知っておくことが非常に大切です。

6.愛犬のための部屋づくりの必要性

犬を迎え入れる準備として、愛犬がけがをしないように部屋のレイアウトや置物に気を遣わなければいけません

例えば、電気のコードを隠したり、家具の角をクッションで保護したり、愛犬が走りやすいようにレイアウトを変えるなど。

筆者自身も、元々シンプルな部屋に憧れを持ち、統一感のあるインテリアなどに少々こだわっていましたが、愛犬を迎えてからは自分の趣味を抑えて愛犬のためのレイアウトに変更をしました。

こま

お気に入りだったインテリアも、なくなく収納棚に眠ることに….。(涙)

自分の趣味のインテリアや置物であっても、愛犬が落としてけがをしてしまったり、壊されたりしないように、工夫が必要になるので、部屋の自由度が下がるのは心づもりをしておくと良いかもしれません。

一人暮らしで犬を飼うために必要な準備は?迎える前に確認しておきたいこと

一人暮らしで子犬を飼う女性,子犬に餌をあげる女性

では、ワンちゃんを迎え入れるためにはどんな準備が必要なのでしょうか。犬を迎える前に、しっかりと準備しておくことが後悔しないための鍵です。

一人暮らしで犬を飼う場合、特に確認すべきポイントや準備しておきたいことを解説します。

  1. 犬のアレルギーがないか
  2. 経済的な準備
  3. 犬のための生活環境の整備
  4. 犬と過ごす時間の確保
  5. 信頼できる動物病院の確保

1.犬のアレルギーがないか

ご自身に犬のアレルギーがある場合は、ワンちゃんを迎え入れるのは難しいため、事前に確認をして置くと安心です。

軽度の場合、咳やくしゃみ、鼻水といった風邪や花粉症に似た症状や、重度の場合は、嘔吐やめまい、呼吸困難など、日常生活を送るのが困難な症状がみられることも。

まずは、友人のワンちゃんや、犬カフェ、ペットショップで実際に犬と触れ合い、アレルギーの反応でないか確認してみましょう。

もし少しでも、アレルギーに似た反応が出る場合は、内科や耳鼻科、皮膚科などで、皮膚検査や血液検査などでしっかりとアレルギー検査を受けておきましょう。

2.経済的な準備

前述しましたが、一人暮らしで犬を飼うにはお金の管理が非常に重要です。
初期費用はもちろんのこと、毎月の維持費も考えておく必要があります

具体的にどのくらいのお金がかかるのか、以下に参考をまとめました。

初期費用

  • 犬の購入・譲渡費用:10万円〜30万円(犬種やブリーダーによる)
  • 初回のワクチン接種や健康診断:1万円〜2万円
  • ケージ、ベッド、トイレ用品、フードボウルなど:2万円〜3万円

月々の費用

  • 餌代:5,000円〜1万円(犬のサイズや餌の種類による)
  • トイレシートやおもちゃなどの消耗品:3,000円〜5,000円
  • ペット保険の月額:3,000円〜6,000円

これらに加え、緊急時に必要な費用や予期しない病気の治療費も考慮する必要があります。

お金の余裕がないと、犬の健康を守れないケースもあるので、愛犬に掛けられる安定した収入や貯蓄があることが重要です。

3.犬のための生活環境の整備

犬が快適に過ごせる環境を整えることも大切。
一人暮らしの限られたお部屋のスペースでも、できるだけワンちゃんが不自由しない工夫や、近隣の住民への配慮も必要です。

具体的には、最低限下記のような準備はしておきましょう。

ゲージやサークルの設置

犬にとって家の中で一番安心できるのがケージです。リビングでの放し飼いに憧れる方も多いと思いますが、ケージに慣れさせることで、留守番中や睡眠時にも安心してワンちゃんを見守れるため、必ず用意しておきましょう。

危険物を取り除く

電気コードや小さな物など、犬が誤って飲み込んだり噛んでしまう危険な物を片付けてください。また、家具の配置も犬がケガしないように工夫する必要があります。

防音対策

犬が吠えたり騒ぐことが原因でマンションの隣人トラブルを避けるために、防音対策も重要です。厚手のカーテンやカーペットを敷くなど、できる範囲での対策を講じましょう。

カーペットは、犬がフローリングで滑らないようにするための「滑り止め」の役割にもなります。

また、賃貸の方は犬が買える物件なのかは、後々トラブルにならないためにも、必ず事前に確認しておきましょう。

4.犬と過ごす時間の確保

犬を飼うと、生活のリズムが大きく変わります。

特に一人暮らしの場合は、すべての世話を一人で行う必要があるため、どれだけ犬との時間が作れるかが重要です。朝晩の散歩や食事、日中の留守番時間をどのようにケアするか、事前に考えておきましょう。

散歩の時間を確保

犬の運動不足はストレスや健康問題につながります。毎日の散歩は犬の種類によって異なりますが、30分〜1時間を目安に朝晩2回(難しくても1回)行うことが理想です。忙しい平日でも、散歩時間を捻出できるかどうか考えておきましょう。

留守番の工夫

長時間一人にさせないようにするために、ペットカメラを使ったり、留守中でも遊べるおもちゃを用意するなど、犬が退屈しない環境を整えることが大切です。また、どうしても心配な場合は、ペットシッターを依頼するのも一つの方法です。

5. 信頼できる動物病院を見つけておく

万が一愛犬が病気になったり、怪我をした場合、すぐに対応できる動物病院をあらかじめ見つけておくことも重要です。

緊急事態が起こった際に、慌てて探す必要がないように、必ず近所の動物病院の場所や営業日時、口コミなどを確認しておきましょう。

夜間対応が可能な病院まで探しておくとより安心ですよ。

一人暮らしでも犬との暮らしは幸せ。迎える覚悟と準備は入念に!

今回は、実体験をもとに一人暮らしで犬を飼って大変だったことを6つ紹介しました!

色々と一人暮らしで犬を飼うデメリットを書きましたが、結局愛犬との暮らしは毎日幸せです。

ただし、実際のところ一人で犬を飼うことは大変な場面も多いことは事実です。

飼ってから後悔しないためにも、しっかりと一人でワンちゃんと向き合い続けられるのか、検討してからお迎えしてあげましょう。

この記事が少しでも参考になればうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

一人暮らしで犬を飼った大変だったこと6つ

  1. 経済的な負担
  2. 旅行や外出が制限される
  3. 毎日散歩や運動をさせる時間の確保
  4. 子犬の時期のお世話の苦労
  5. 体調不良や病気の対応
  6. 愛犬のための部屋づくりの必要性
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